グレーゾーンな30代独身派遣女子の日常

30代独身派遣女子の日常

元彼に日々振り回されています

過集中に悩む私の対処方法

ここ数年、私の周りには過集中の特性を持つ人が増えた。

ルームメイトも、その内の1人。

 

過集中には「短期間で成果を出せる」といったメリットの反面、過集中が切れた時に起こる「異常な体力の消耗」がデメリットとしてあげられる。

 

私は今まで、この前者のメリットを重要視しており、デメリットの存在には気付きつつも意識しないようにしてきた。しかし年齢を重ねるにつれ、次第に体力も落ち、精神力が体力に追いつかなくなってくる。

 

仕事で過集中を発揮すると、仕事終わりの脱力感に耐え切れない。体調を崩すことも増え、帯状疱疹適応障害、鬱の診断を受けるようになった。

 

このままでは体が持たない。

普通に会社へ行き、仕事をするということが出来なくなってしまうのではないか。いや、そんなことは詭弁で、私自身が辛くなり、同じ特性を持つ彼女達の話に耳を傾けるようになる。

 

過集中のコントロール方法

過集中の特性を持っている人は、アラームを駆使している人が多い。私達は、一回そのモードに入ってしまうと、ご飯を食べる、水分を取る、トイレに行くといった、当り前の生理現象が湧かなくなる。眠いという感覚も無く、デスクワークであれ、肩がこる、腰が痛いといった感覚も忘れ、ただ没頭する。

 

しかし人間の体の仕組みとして考えた時に、これら働き方が良いはずがない。私達は、意識的に集中力をコントロールし、体に目を向ける必要がある。

 

その過集中のモードを解く方法として、よく利用されているのが携帯等のアラーム機能らしい。私の周りの人達が、よく行っているのが1時間に1回アラームを鳴らすというもの。そのタイミングで1度、リフレッシュを取るらしい。

 

1時間に1度のリフレッシュ方法

  • ドリンクを飲む
  • お菓子を食べる
  • トイレに行く
  • ストレッチをする
  • 頭を空っぽにし、目を閉じる
  • 深呼吸する

 

私達は、いつどんな時も過集中となりやすい。私生活、仕事に関わらず、のめり込むと周りが見えなくなる。自分の部屋でモードに入ってしまったのか、職場でモードに入ってしまったのかで、取れる対処方法は異なるだろう。

 

ただ、方法は無限にある。

なにせ、普通の人はそれらを無意識的に行っているのだ。

 

私達もそれらを真似して、体を緊張から解くことが必要なようである。

 

対処方法を試したての頃

最初は自分の過集中のモードを解くという作業は、非常に苦痛を伴うものであった。日々の習慣を変えるというのは、難しい。

 

そのため始めの内は、大きく動かないで行える対処方法を試していた。

 

立ち上がって何かをするというのは、気持ち的に非常に抵抗が強くなる。最初は、深呼吸する。目を閉じるといったところから始める。自分の特性を理解し出してからは、作業を開始する前に、ドリンクや食べ物を手の届く範囲に用意しておく。最終的には、立ち上がってトイレに行く、ストレッチをする等して、大きなリフレッシュを目指す。

 

こういう風に、段々と自分の体を慣らしていった。

 

今も、新しいことを始めると、過集中になりやすい。しかし、そういった自分を理解しているから、対処を取ろうと努力する。この自分の体調の変化を見過ごさず、対処を取ろうとするのは大切なことのように思う。

 

まだまだ自分の特性を完璧に改善出来たわけではないが、こういった訓練を続けながら、少しずつでも自分の中で生きやすさを目指してゆきたい。