グレーゾーンな30代独身派遣女子の日常

30代独身派遣女子の日常

元彼に日々振り回されています

モノを捨てられないのは悪なのか?モノに囲まれる安心感

お題「オタクグッズの処分方法を教えてください。金額を考えてふと我に返ってるところです。」

 

違う趣味を見つける。

この一択。

 

私の場合は、趣味の移り変わりが早いから、あまり意識してこれをすることはない。

新しい好きなモノを見つけると、今までハマっていたモノが途端に色あせる。

 

これは私特有の事象なのだろうか。

 

私は同時並行で

複数の好きを両立出来るほど器用ではないのだ。

 

私は漫画・小説問わず、よく本を読む。

ただ、だからといって部屋に書籍が所狭しと並んでいるわけではない。

 

私は「好き」のジャンルが光のスピードで移り変わる。

 

実用書→ファッション雑誌→占い→日本文学→お笑い→時事ネタ→株→経済

 

こんな風に

その時々で次々に読むジャンルが変わるのだ。

 

その瞬間に好みの本達に囲まれていたいという願望はある

 

ただ、1つのジャンルに留まっていられるのは、長くても半年ほど。2ヵ月ほどで次へ移ることも多い。

 

そうなってくると、少し前まで好きだった本達が、感銘を受けたそれらが、途端に不要なものに見えてしまう。

 

その瞬間にまとめて処分する。

 

そういう生き方を長く続けてきた。

 

私は今、大学の頃の友人とルームシェアをしている。

彼女は私とは真逆で、物が捨てられない性格だ。

部屋は足の踏み場が無く、モノは膝の高さぐらいまで積み上げられている。

 

その状況を見るまでは、そんな世界はテレビの中だけの現実だと思っていた。

 

こんな彼女から見てみると、私の部屋は病室のようだと言われる。

 

そこまでだろうか。

それなりに服も本も、ぬいぐるみもあるのだけど。

 

とはいえ自分にも、モノを捨てられない時期があった。

それは自律神経を崩して、適応障害となった時だ。

 

モノを片付けるという気力が湧かなかった。

いや、モノに意識を向けるという感覚が起こらなかった。

 

そしてその時に、初めて知ることとなる。

 

モノに囲まれた生活は、どこか安心感があるのだ。

あの時、ルームメイトの部屋は非常に居心地が良かった。

 

部屋の状態は精神のバロメーターだと思う。

感覚的に処分出来ない時、したくない時、無理に行動を起こす必要は無いのかもしれない。

 

あの時の経験から、

そう感じる。

 

だから、ルームメイトに部屋を片付けろとか、口出しすることはない。

生ごみは別として。

(そもそも自分の部屋をどうしてようと、興味が無いところが大きいけれど…)