グレーゾーンな30代独身派遣女子の日常

30代独身派遣女子の日常

元彼に日々振り回されています

念願の元彼との電話。そしてまた少し傷付く

昨日は久しぶりに元彼と電話をした。

 

株にハマっている最近の私達は「直近の日経について考察」から始まり→「今後の流れの予測」→「仕事」に話が飛んで→「会わなかった間の近況を報告」し合うまでがトークの定番となっている。

 

話は盛り上がり、まるで学生時代のような感覚。

 

やっぱり何度話しても、彼との会話が一番楽しく、こんな時をずっと過ごしていたい。

 

今週末も、また一緒にカフェでご飯でもするのだろうか。それとなく彼の予定を聞いてみると、今週は実家に帰るから会えないとのことだった。そう。彼のご両親は現在体調を崩しており、去年から頻繁に実家へ帰省しているのだ。

 

なんとなく、予想出来ていたこと。

 

しかし、付き合っていた頃であれば、もっと事前に、彼の方から教えてくれていたのにな…なんて考えてしまう。

 

そんな発想に至る自分に嫌気が差した。だってこの電話の先の人間は既に元彼で、ただの友達。文句を言える権利も立場もないのだ。

 

それと同時に「彼は私と会えなくても大丈夫」なんだと再認識させられて、辛くなる。付き合っていた頃は、何があっても私と居たいと言ってくれていたのに。

 

当時の彼について↓

ahiru0301.hatenablog.com

 

少しテンションの下がった私の様子を察したのか「ごめんね」と謝られる。違う、そんな言葉が欲しいんじゃない。でも、どうして欲しいとも言えない。

 

そもそも彼は、どうして謝るのだ。「そんなに俺に会いたくて仕方ないのに、会ってあげられなくて、"ごめんね"」ということなのか。なんだ。私を馬鹿にしているのか。まるで、私ばかりが好きみたいで、そんなことを悟られたくもない。認めたくもない。

 

心がぐちゃぐちゃになる。

 

「いえ、ご家族は大事ですから。帰省するべきです。」

 

そんな冷たい言葉を返してしまう。可愛く「じゃあ再来週は一緒に遊びましょう」とは言えない。また「べき論」を使って、自分を無理やり閉じ込めて、彼に本心を伝えるでもなく強がって。

 

「じゃあ、そんな感じで。そろそろ切ります。」

 

こんな言葉で電話を終えてしまう。

 

23時。

まだ寝るには早い。

でも、今からYouTubeでも見て気分をあげようという気持ちにもならない。

 

疲れた。

 

布団に寝転がる。このまま寝るのは、嫌だ。適当な動画をラジオ代わりに、頭を空っぽにしてゆく。

 

私はどうしたい?彼と、また恋人に戻りたい?もう、あまりそんな風に思えない。恋人に戻ってやりたいことがない。でも、今の求められない関係が寂しい?寂しいのだろうか。現に私は腹を立てている。怒っている。苛立っている。

 

分からない。

分からない。

分からない。

 

 

ふと気付くと、夜中の2時34分。

 

そろそろ寝よう。

今日はスーパーで、美味しそうな豚の生姜焼きを手に入れたから。

明日はそれでも食べて元気を出すんだ。