31で失恋した

30歳の節目で、東京へ上京した。

今までの人生で恋人など1度も出来たことのない私。

学生の頃から

付き合うということに

淡い憧れはあったけれど

それが自身に起きるものだとは、どうしても思えず

だがしかし…

自分の人生に絶望するでもなく

季節毎のイベントに寂しさを感じるでもなく

ただ淡々と

過ぎる日々を過ごしていた。

東京に来た理由は、

今思えば

そんな大層な野望を抱いてのことではない。

ただなんとなく

自分の人生にアクションを起こしたかった。

想像の出来る人生を

ただ生きるだけでなく

想像の出来ない未来を見たかった。

「東京は人が多いから

もしかしたら、自分に合う人がいるかも？」

「人生で初めての恋人が出来るかもしれない。」

そんな漠然とした思いもあった。

私は昔から

こういう予感なのか妄想なのかがよく当たる。

東京に来てから2ヵ月も経たず

プロポーズされた。

それから半年も経たない内に

恋人でもない人から、ホテルに誘われた。

そして

東京に来て1年も経たない頃

人生で初めての恋人が出来た。

職場の上司だった。

30歳の私より年上。

背が高くて

仕事ができて

怒ると怖い

プライベートが見えなくて

ご飯についての知識が豊富

年齢不詳

人生、何が起きるか分からないものだ。

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その後、1年と少し経って

私は彼と別れることになる。

そして今、

彼とは友達以上？恋人未満？

よく分からない関係を続けている。

人は、私のことを愚かだと思うんだろうか。

それとも可哀想な人？

私は、これからどうしたいんだろう。

ここに吐き出したら

誰か答えをくれるだろうか。

ちょっと長くなるかもしれない。

もし読んでくれたら

そしてコメントをくれたら

嬉しいです。

恋愛って難しいですね。

人生で初めて恋をした

30歳の私へ。