グレーゾーンな30代独身派遣女子の日常

30代独身派遣女子の日常

元彼に日々振り回されています

手っ取り早く節約する方法。食事と衣服編

最近節約にハマっている。

 

切欠は在宅勤務。

今まで朝・昼・晩、全て外食か総菜で済ませていた食事を、全て自炊へ切り替えた。

月6万を超えていた食事代が、2万まで抑えられた。

 

それほど食に興味の無かった私は、特に辛い節制生活を送っていたわけではない。メニューに偏りはあるが、それは自炊する前も一緒だ。むしろ以前は、唐揚げ、チキン南蛮、アジフライと揚げ物ばかりで野菜を取っていなかった身からすると、今の生活は逆に健康的な気さえする。肉や魚は高いのだ。

 

自分の給料でも、こんなに貯金が出来たのか。

 

この実感を切欠に、私は今までの生活を見つめ直すようになる。

 

 

外食

自炊を始めたての頃は、週末に外食することを楽しみにしていた。

普段、家では作らないような揚げ物や魚料理を食べることは、日常のちょっとしたご褒美。

もちろんご飯の後は、カフェでケーキと紅茶を嗜む。

 

外食時代は、ただ流し込むだけだった食事が、1品ごとに味わい、彩を楽しむように変わる。とても充実した時間だ。

 

しかし、何でもない、ただの日常に、こんなちょっとしたご褒美は適切だろうか。次第にそんなことを考えるようになった。

 

東京に来てからは、毎週のようにケーキ、パンケーキ、パフェを食べる。子供の頃は、誕生日ぐらいにしか食べられなかったものたちを、社会人になってからは、あたりまえのように頻繁に手に取っている。

 

これは、正しいのか?

 

そんなことを考えるようになってから、週末の外食やカフェも贅沢なものに思えてきて、次第に回数が減るようになった。

 

洋服

東京には、田舎で過ごしていた頃には雑誌でしか見られなかったような商品が溢れている。ちょっとtwitterで見かけた気になる服が、少し移動すれば購入出来る。電車に乗っていると、素敵な品々に身を包んだ社会人が溢れている。あれが欲しい、これが欲しい。欲望は際限なく湧いてくる。

 

しかし在宅勤務になってからは、仕事帰りの本屋への立ち寄りが出来なくなった。通勤で擦れ違う人もいない。駅の電子公告を見ることもない。今どんな服が流行っているのか、情報が全く入ってこない。そもそも、外に出る機会もなく、パジャマばかりの生活。新しいものを買ったところで、着ていく場所もない。いつの間にか、全く服を買わなくなっていた。

 

そんな人間が、季節が変わり、久しぶりに服を探しに行く。値札を見ると、普段食材を購入するスーパーでは有り得ない数字の羅列。ここは私が買い物出来る場所ではない。トボトボと帰路につこうとするも、こんな気持ちのままは帰れない。足は自然と、古着屋へと向かう。

 

コートが1000円、Tシャツが300円…

 

こんな世界があったとは。

日本で、こんなに安く服を売っている場所があるとは知らなかった。

 

次第に古着屋巡りが趣味になる私。

今まで1着に4桁のお金を使っていた衣服代が、3桁になった。