グレーゾーンな30代独身派遣女子の日常

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元彼に日々振り回されています

節約の前に『書籍代』は無駄なのか?本を読むことで出世を勝ち取る方法

書籍代は無駄か否か。

私は昔から、漫画や雑誌、本をよく読む。

1冊の値段が、それほど高価なものでもないため、ついつい気軽に手に取りがちだ。

 

私の両親は、昔から本に関してお金をかけることを止めない人だった。文字から学ぶところは多いからという理由で、欲しいと思えば買ってくれたし、読みたい本が買えず困ったという経験はない。

 

しかし節約生活を続けるにあたって、月々の固定費とも言える書籍代について疑問に思うようになってきた。

 

そこからは、しばらく書籍にお金を使用することを控えるようになり、どうしても読みたくなった時は、満喫へ。幸い文字を読むのが早いタイプであったため、6時間程籠って気になっていた漫画を片っ端から読んでゆけば、それなりに気になっていたものは完読出来る。

 

自宅で読み返せないデメリットはあるものの、この生活はこの生活で、それなりに満足していた。

 

一方で、小説を読みたくなった時は、この方法が使えない。

 

さてここで冒頭に戻る。

本を読むという行為は贅沢なものだろか。

節約という二文字の前では、節制すべき対象なのか。

 

 

私にとっての本の価値

今の時代、大抵の情報はインターネットから手に入る。小説を読まないからといって生きてゆくのに困ることはないだろう。

 

しかし私にとって、本を読むということは、価値観や人生観を変える行為となり得る。自分は環境等から影響を受けやすい人間だ。

 

これは、文字という媒体も例外ではない。

 

本1冊から読み取れる作者の意図は膨大である。よって、一作品読み終わる頃には、軽く洗脳にかかったような状態になることが、私の場合、少なくないのだ。

 

ポジティブな内容であれば、マリオがスターを取ったが如く無敵状態に。情報系の内容であれば、そこから様々な発想が湧き、行動に移したくなる。

 

例えばこうしてブログを書いているのも、実は1冊の本が切欠であったりする。

 

勿論本に書いてある内容と似たものが、ネット上に存在することはあるだろう。しかし、そういった部分的な情報から、自分を洗脳状態にまで持ってゆくことは難しい。

 

1つのテーマについて、それなりの文字数でまとめられた本という存在は、自分のやる気を奮い立たせる時に非常に都合が良い。

 

コミュニケーションツール

本は自身の好みが出やすい。

 

自分の好む文体、構成、ストーリーは、人それぞれあるだろう。ここの趣味があう人は、考え方や感性が似ている場合が多い。

 

社会人となると、なかなか表面上の付き合いが多く、相手の本来の姿というものを垣間見る機会が少ないが、好みの本を知るだけで、それらを把握することが出来る。

 

現に私も、社会人になってから本が切欠で友人が出来たという経験がある。最近は本を読まない人も多いため、機会としてはそれほど多くはないが、1つの仲を深めるためのツールとして捉えておくのは有効なように思う。

 

優秀な人材を見つけやすい

会社の上層部の人間ともなると、時事ネタ把握のために本を読んでいる人が多い。知識に長けている人は、様々なものから情報を得ているものだ。

 

しかし自身にそういった知識がないと、近くにいるそういった優秀な人材を見逃してしまう。これは会社という組織で出世する場合にも、コネを作るという場合にも非常に不利に働いてくる。

 

そういった機会損失を減らすためにも、書籍を無駄な経費と捉えることはしないようにしている。